昔の人の言うことが 今の時代には通用しないのは、環境が違い 求められるスペックが違うのですから 当たり前

人の比較は 同時代の人の比較は 同時代の比較でないと意味がないですね。

 

例えば 戦国の英雄3人だって、今の時代の人からみれば 信長は殺人狂 秀吉は女たらし 家康は 妻子殺しになりますよね?

 

高度成長時代は、「バカでも成功した」んじゃなくて その世代の世界と比較すれば 日本人でバカでも 世界平均で見れば 優秀です。だから 食えた。

 

粗雑の商品と言いますが、それでも 「安かろう 悪かろう」でも 最初は安さ優先でアメリカで売れた。

そのうち だんだん 日本の賃金が上がると、労働集約産業が 中国 東南アジアにシフトしていって そういう労働が日本から消えていった。

そういいう労働者がどんどん増えていったのは アメリカも同じで トランプはそういう層を支持基盤にしている。だから 高度成長期だったからバカでも食えたじゃなくて高度成長期は 世界の他の国に比較すれば勝てる労働者が多かったということです。

 

中国の場合は それが1万ドルで壁にぶつかり 韓国は 3万ドルで失速。

ところが タイなんか5000ドルで失速しています。

 

どこで失速するかが その国の民力じゃないでしょうか?

1980年頃、日本の一人当たりGDPはアメリカを超えました。

でも そのあと アメリカが IT革命で 日本を引き離して ドイツは EU市場を独占するというマーケッティングで勝ちました。

でも 日本は 1990年以降 あらゆる産業で敗戦しました。だから、同時代の比較では 相対的に 日本人は 欧米に劣っている じゃないでしょうか?

 

大学を比べても、今は東大ですら 世界のベスト20にも入りませんが 1980年頃はハーバードもオックスフォードも 東大どころから 北大、神戸大クラスに落ちた人でも進学 卒業できました。

 

つまり、高度成長期の人材のほうが 優秀だったということです。

 

昔の人の言うことが 今の時代には通用しないのは、環境が違い 求められるスペックが違うのですから 当たり前です。

 

それから 競争力は 地域性があると思います。

 

日本人と言っても 都会と田舎とでは 同じではありません。

また、その比較は 時代の趨勢があります。

 

大大阪と言われた 昭和初期は 大阪が日本一の産業地帯でした。

 

でも今や 愛知県がダントツです。

 

パナソニックでさえ青色吐息、シャープは台湾に身売り 三洋電機も解体、身売り。武田薬品も2兆円を超える投資をしましたが 90%以上の確率でいずれ大騒動になります。

 

それに引き換え 愛知県はトヨタが今のとこは持ちこたえています。

大阪市民の平均年収よりも名古屋市民のほうがずっと高いし 阪大卒の40歳の平均年収よりも、名古屋大卒のほうが2−3割高いのです。

 

優秀さ 偏差値で比較すれば 今でも 阪大>名古屋大ですが、阪大卒でシャープに就職するのと名古屋大卒でトヨタ系に入るのとの違いがどんどんでています。

 

だから、優秀かどうかよりは産業力のほうが 食える 食えないの議論では重要だと思います。

 

賢いから食えるのではない。

 

阪大卒と名古屋大卒の平均年収が 2割 3割違ってくるのはその証左だと思います。

 

もちろん、年種の差=人の価値ではありません。

 

ただ 食える 食えない議論と 頭のできは一致しない。

 

だから、バカでも食えるという言葉は意味がないと思います。

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