債務整理の相談に来る人

債務整理の相談に来た人に、

「どうしてそんなにお金を借りたのですか?」

と弁護士が聞くと、

「いえ、自分が借りたのではないのです」

と答える人がいる。

 

最初の頃、話を聞いて私は頭の中が?でいっぱいになったけど、こういう人は全体の半数ほどいる。

 

理由の1つが、

知人がお金を借りるときに連帯保証人になってしまうケース。

保証人って、お金を借りた人が払えなくなった時の保証人となる人だから、事実上借金を背負うのと同じ といっても過言ではないです。

うちは子供の時から禁止されてます。

保証人になることを断って切れる縁なら仕方ないし、そもそもお金貸してって言ってきた時点でその子との人間関係は黄色信号が点滅しているのです。

あと、「本人が払えなくなった時に、自分が肩代わりする覚悟があるならいい」

とも実は言い切れなくて、

例えば、親が親の知人の借金保証人になってて、知人が払えなくなっても、親は知人と親しいから覚悟を持って保証人になっているため、知人が返済不能になって債権者から請求が来ても親は知人を恨まない。

でも、

親が亡くなってしまうと、この返済義務は子どもにきてしまうのです。

 

こういう人も多いです。

子どもからしたら、その知人は全然知らない人だったりするから話がややこしくなる。

子どもは、自分は借金をしてないどころか、保証人になったのも自分ではなく親だから、債権者と交渉して支払い義務を免除して!と必ず弁護士に言い出す。

勿論、こんな言い分は法律上通用せず。

さらには、銀行や大手信販会社ならわかってくれるはず と思い込んでいたり。出来ないと答えると泣いて叫ぶ人までいる。滅せよ!!!

実際に見ると凄まじいですよ。

相談内容を話すうちに、シクシク泣いてしまう相談者には、弁護士が静かにティッシュBOXからティッシュを渡してあげますが、泣き叫んで喚いている人の場合は大変でございます。

 

ただ、1個だけ親の借金を無効にする方法があって「相続放棄」があるのだけど、3ヶ月以内にしなきゃならんし、当然、お家や現金などの財産も受け取れなくなる。

それでも子どもが「借金背負いたくない!」と言って相続放棄しちゃうと、第2順位以降の親の兄弟などに請求がいくのです。やばす!!!

だから、

保証人になるってことは、自分だけじゃなく、子や孫にとっても危険って事まで考えるべきなのです。

事務所の相談者の個別案件は書けないので、周りで起きた話をまた書き留めていきます。

それにしても、弁護事務所は負のオーラの渦巻くスポットだね。過呼吸や泣いちゃう人が多いし、叫んだり怒ったり。

うちはファブリーズも用意しています。

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