東京医科大学の問題

  • 西川史子、東京医科大の女子受験者一律減点に言及 「当たり前」

http://news.livedoor.com/article/detail/15114830/?_from=linenews_social

現場の人から話を聞くと、女学生への減点は仕方ないと思えてしまいます 。

 

女性が医師になってから10年以内に、86%もの女性医師が離職してしまうそうです。

そしてその後、65%は2度と戻らない。

 

『医者を増やすと医療の質が低下する』的なロジックは、医師に限らず様々な既得権益団体が好んで使うけど、実際には食い扶持が減るから困るってのが本音なんだよね。

 

今の歯科の現状を見ていると強く感じます。旧態依然ではもう上に上がれない。人口は減るのに2030年には更に今より38000人も増えるそうです。

なので、歯学部はどんどん女子の合格者数を増やしています。 結婚や妊娠を期に辞めていくからです。

 

 

医者については、東京医大は既に男に下駄をはかせて相対的に質の悪い医者を世に送り出してるんだから、多少合格者を増やしても質は変わらないのでは。

 

あと、性別による優遇政策なんて今まで社会のあらゆる分野で公然と行われてきた。

女性の官庁や企業幹部数値目標など。

これはガラスの天井問題があったからですが。

 

 

まあ、医学部は学校であっても、ある意味その大学の医局の就職試験のようなものと考えれば差別も理解できる。

 

一般の就活だってSPI試験という筆記試験やグループ面接 グループディスカッション など様々な試験があり、私は大企業だったので7次面接まであったけれど、学歴フィルターや性別での選り好みは、ままある。

 

国策としては女性医師を増やして、実働医師の数を抑えるという考えが2000年代初めまでは維持されていた。

2010年ごろから医師不足で医学部定員増に踏み切ったあたりから女子学生の抑制の動きが顕著。

 

結婚出産後に戻れる体制を作ると医療界の

儲けの根幹が崩れちゃうのでしょうね。

 

現場の人は否定するだろうけれど、経営目線で見ると、

医師不足(20年代には余る見込みですが)を盾に現場医師を徹底的に使い倒せる。

ところが女性の育児並行を出来るようにとすると、当然、今の日本のブラック労働の中に居る男性医師からも「俺らも休ませろ」となるのは当然の権利。

そうすると、結果は見えてくる。

 

不足状態が実は権利面で好ましいって言う本音も見え隠れ。

 

看護師の場合も

「戻ってくんな」と追い出す傾向あるそうです。

看護士も女医も、結婚したら大半は一生戻らないそうです(看護士の場合は、夜勤で給与が上がってるらしいので20代が給与のピーク。それ以降、夜勤ができなくなると介護職に毛の生えたくらいしか貰えなくなる。ラクなところもあるけど、月給15万くらい と看護士の子が話してくれた)。

 

残念ながら医療界は利権丸出しだと感じられます

 

さらに、女医が働き続けるといっても、子供の世話や家庭があって、受け持つ患者をどう診るのか?

容体の安定している人ならまだしも、発作の出た人をまさかビデオ通話だけで診ようなんて言い出すつもりですかね?

医師が途中で環境を変えることがどういうことを意味するか、多方面から考え直してほしいと思います。

 

 

女性医師の離職問題は確かにある。

医師の足りない病院で、いきなり結婚出産で辞められたら打撃は大きい。

 

正直、一般企業でも似た課題はある。

 

まだまだ日本社会の通念自体、女性のこういった制度が北欧並みに熟していない。

この傾向は簡単には是正できない。

今の時代でも共働き率は27%しかないのが実情を物語っている。

 

 

面接で結婚や出産を聞かれた学校もあるそうですが、

女子特有の質問をしてる時点で、女子を取りたくないんだな。と感じますよね。(うちの院では「2年間、学費払えますか?」という質問をされますけどね(笑)カネの無い家庭の子は来て欲しくないのでしょうか。卒業までに学部と合わせて1000万円かかるので、文系の中では高い。薬学部に近いです)

 

 

私の親友の女医が話すには、

 

「妊娠出産で人数が減って残りのメンバーで当直回したりしないとで、回数が増えたり、仕事量が増えたりで大変。戻ってこない人が大半だし、戻ってきても時短を選ぶから、残業は全部回ってきてしまう。 結婚して子供できてしまったら女医は仕事には戻れない。時短やバイトばかりしてると男性医師に「俺らは常勤で頑張ってるのに、バイトで都合いいときだけきやがって」と陰口叩かれる。医者になるんじゃなかったって思うことのほうが多いんだよ」

 

と。

 

現場の大変さを考えると…

女医を疎ましがるのは仕方ないのかもしれない。

 

結婚妊娠すると65%は生涯、医師を辞めてしまうそうです。

 

 

女性にずっと一生懸命働いて貰って戦力にしよう と考える男性は、こういった背景を知っているのでしょうか?

 

「考えが非常に甘い」です。

 

共働きフルタイムの女性の話を聞いていると、どこでもだいたい職場で煙たがられているし (うちの会社もそうでした。子供の発熱や行事による仕事の早退 遅刻 欠勤が多くなるので他の社員に皺寄せがくるからです)、パートで入ってもフルタイムでなければ大して稼げないです。

「女性の場合は、独身の間にいかに稼げるか? になってしまうのかなぁ」 と前から私は思ってます。在宅ワークでもできれば話は変わってきますが、医療職は現場に出向いてでの肉体労働ばかりなのでそうはいきません。

子供がいてちょこちょこパートしたところで、いくらにもならない という印象です。

資格があったところで、45歳も過ぎたら資格によっては取りたがらないし、待遇の良いところは少ない。

 

離職率が物語っているのではないかな。

 

 

女医でも、当直などがあり、フルタイムの常勤は、独身貴族か離婚者くらいだそうです。

 

 

女性を取り巻くこの状況、なんとかならないのでしょうか?

今後、どうなっていくでしょうかね。

 

なんとなくですが、

現場の話を聞けば聞くほど、女性の場合は医療に就くよりも、子供がいても自宅でも在宅勤務できる士業のほうが生涯を通して安定的に稼げるように思います。

女性にとって、現場に行かなくても仕事が出来るのは大きいです。

 

知人の女性弁護士と行政書士も、自宅で開業しており、弁護士の子は裁判の時だけ裁判所に出向いています。もちろん、全てが在宅で完結できるわけではないですけどね。

 

女性に、医学部や歯学部に行かせるのは、最高の無駄遣い だと言った人がいますが、実情を知ってからは納得してしまいました。

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